特許取得!次世代ブロックチェーン技術「HAZAMA」とは?

IndieSquareは、2014年の創業時より「ブロックチェーン技術を活用して社会に役立つサービスを提供したい」という思いから、暗号資産管理ウォレットや開発者向けのAPI/SDKsの提供を行ってきました。

近年、ブロックチェーン技術への期待から多くのブロックチェーン規格が生まれていると同時に新たな課題が生じています。

ブロックチェーン間でのデータの信頼性の維持や開発者の負担軽減、年々複雑となっている各国法規制や各業界の要件などに応じて安全かつ柔軟に対応できる技術が求められるようになったことから、「HAZAMA(ハザマ)」が誕生しました。

HAZAMAは、複数のブロックチェーンに跨るデータの管理・転送を安全に行うことを目的に発明した独自のブロックチェーン基盤です。

ブロックチェーン同士を繋ぐ「サイドチェーン」と呼ばれる技術に相当し、2020年11月に特許を取得しました。

HAZAMAの特許

特許番号 第6788875号

発明の名称 ブロック・チェーン間でデジタル資産を転送するシステム

特許権者 株式会社IndieSquare

出願番号 特願2019-088304

出願日 2019年(平成31年)4月16日

登録日 2020年(令和2年)11月5日

HAZAMAとは

IndieSquareは、HAZAMAの技術を活用したNFTプラットフォームを提供しています。NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)は、ブロックチェーン上で発行された唯一無二で代替不可能なデジタルトークンのことを指し、デジタルアイテムやコンテンツの固有性や保有していることを証明できる仕組みです。

「HAZAMA」の提供するNFTプラットフォームは、予め作られたブロックチェーンを利用することなく、独自のブロックチェーン基盤を提供するため、販売方法、決済手段、手数料形態などあらゆるカスタマイズが可能です。

従来NFTの取引に伴い発生する手数料(ガス代)も無く、低コストでの運用を実現します。また、暗号資産を動かすためにかかる膨大な電力も必要なく、環境への負担が少ないことも特徴です。

HAZAMAが選ばれる理由

⚫︎ガス代が不要、速い処理スピード

ブロックチェーン上で取引などを行なった際には、「ガス代」と呼ばれる手数料がかかります。そのため、NFTがより人々の生活に浸透するためには、費用をかけずにNFTを発行できる環境が重要な要素だといえるでしょう。

HAZAMAでは、独自のブロックチェーン基盤を提供しているため、従来NFTの取引の際に発生するガス代がなく、低コストでの運用が可能です。

また、信頼されたノードグループによる合意形成を取るアルゴリズムにより、トランザクションの処理の承認は0.5〜1秒で完了し、業界最高水準のスループットを実現します。

⚫︎実装の簡易さ

HAZAMAのノードは軽量なため、Raspberry pi上でも動作するよう設計されています。また、Nodejsに対応したライブラリを用いることによって、簡単にウェブサービスにHAZAMAを組み込むことができます。

⚫︎特許技術(第6788875号)による相互運用性

HAZAMAとイーサリアム、その他のブロックチェーンで相互に資産を移転させる特許技術により、NFTやトークンをHAZAMA以外に転送することができます。潜在的により多くの顧客へリーチすることが可能になります。

⚫︎安全なスマートコントラクト仕様

最新の研究※によると、これまで実行されたスマートコントラクトの内、チューリング完全な言語仕様が必要なものは全体の6.9%に過ぎず、逆に様々な脆弱性(再入攻撃や、停止問題)を持ち込むとされています。HAZAMAはウェブ技術をベースに設計されており、非チューリング完全な言語仕様を採用しているため、スマートコントラクトによる思わぬ不具合や、情報の流出、無駄な処理の発生を防ぎます。

HAZAMAで解決できる課題

⚫︎スケーラビリティ

HAZAMAは、コンソーシアム型のグループでの合意形成アルゴリズムを採用しており、規模に併せてシームレスにグループを分割・統合するソリューションになっています。そのため、既存のブロックチェーン製品と比べて、事業規模に応じた柔軟なブロックチェーン運用が可能です。

⚫︎インターオペラビリティ(相互運用性)

ブロックチェーンは、分散的にデータを保管、共有することで信頼されたデータ群を形成するという特徴があります。そのためブロックチェーンにおいて、単一のチェーンだけでは効果を発揮せず、チェーン間の相互運用性が不可欠な要素だといえるでしょう。

HAZAMAは、ブロック・チェーン間でデジタル資産を転送するシステムとして、特許技術を取得しています。HAZAMAを使用することで、複数ブロックチェーン上の資産を相互に行き来させることができます。

HAZAMAを基盤としたサービス「HAZAMA BASE(ハザマ ベース)」

IndieSquareでは、HAZAMAを基盤として、低コストで誰でも簡単にNFTを発行できる「HAZAMA BASE(ハザマ ベース)」を提供しています。

HAZAMA BASEは、NFT発行から配布までをノーコードで一元管理できるWeb3ソリューションです。

HAZAMAの活用実績

⚫︎デジタルトレーディングカードのNFTマーケットプレイス「HABET(ハビット)」がHAZAMAの技術を採用

「HABET(ハビット)」は、クリエイター、インフルエンサー、アイドル、アスリート、アーティスト、ゲーム、アニメなど幅広いジャンルの人物やキャラクターのデジタルトレーディングカードを「発行」「売買」「閲覧」することができるプラットフォームです。

HAZAMAの技術を採用いただいたことで、独自コインでNFTの発行が可能となり、ガス代(手数料)は0円となりました。

また、クレジットカード決済(法定通貨)が可能なため、暗号資産になじみが薄いユーザーにも手軽で安心な決済方法での購入を可能にしました。

さらに、「Yahoo!ネット募金」と連携し、HABETのプラットフォーム手数料の一部を寄付することができます。HABETを利用することで環境、社会への貢献にもつながる新しいサービスです。

参考リンク: https://habet.me

⚫︎自由民主党青年局、ブロックチェーンを用いた電子投票にHAZAMA BASEを採用!

2023年5月27、28日に開催の自民党青年局会議・研修会で配布されたNFTの発行及び、当日の政策プレゼンコンテスト会場審査員投票の実施に「HAZAMA BASE(ハザマベース)」が採用されました。

2022年の自由民主党青年局会議・研修会においても、岸田総理大臣や野田聖子議員のトークンを発行したことで話題となりましたが、今回は学生部全国協議会総会・学生部全国研修会の参加証として配布しました。

また、参加者にはガバナンストークンを配布し、各県連学生部に所属する学生で実施する政策プレゼンコンテストに、配布したガバナンストークンを用いて投票を行いました。

政策コンテストで優勝された方が保有するNFTは、優勝者専用のNFTに引き換えが可能、発行されたNFTを保有している方は専用のDiscordコミュニティに参加が可能です。

⚫︎内閣官房初のNFT活用「令和4年度夏のDigi田甲子園」における受賞証明NFTの発行にHAZAMA BASEが採用!

2022年9月2日に行われた内閣官房が開催するイベント「令和4年度夏のDigi田甲子園」の表彰式で副賞として受賞自治体に渡されたトロフィー、NFTの作成においてHAZAMA BASEが採用されました。

この取り組みは、内閣官房としてNFTを活用した初めての事例です。

⚫︎日本の国会議員初!自民党web3プロジェクトチーム座長・平将明衆議院議員の応援団会員証「タイラくんSBT」の配布にHAZAMA BASEが採用!

2023年6月23日より、自民党Web3プロジェクトチーム座長・平将明衆議院議員の応援団会員証として配布するSBT (Soul Bound Token/ソウル・バウンド・トークン)の発行において、HAZAMA BASEが採用されました。

自民党員の申し込み手続きは、従来アナログな形式で行われており、デジタル化するにあたってセキュリティ上のリスクが課題となっていました。しかし、eKYC(電子本人確認)を導入してオンライン上で党員申込みの受付を行うことで、人件費の削減や業務の効率化が見込まれます。

国会議員の方がSBTを配布するのは、日本で初めての事例となります。

HAZAMAの今後の展開

HAZAMAは、暗号資産だけでなく、デジタルポイントや、電子チケット、ゲームデータ等あらゆるデジタルデータとの互換性を持たせることを念頭に技術開発を進めています。

ブロックチェーンは、極めて高い耐改ざん性を持っており、複製・偽造をされていないことが保証されています。真正性と透明性というふたつを担保できるブロックチェーンは、データを安全に世界中へ流通させるための基幹技術となることが期待されます。これらは、AIやIoTの発展や普及によって、益々需要が高まるデータの信頼性向上にも寄与するといえるでしょう。

ブロックチェーンの本質である「価値の保存」、そして「価値交換技術としての価値」を向上させていくためにHAZAMAの技術を活用したサービス開発に取り組んでいきます。

ガイド

NFTのBurn(バーン)とは?活用方法や魅力を解説
NFTで会員権を発行するってどういうこと?発行するメリットは?詳しく解説
NFTで証明書を発行するってどういうこと?発行するメリットは?詳しく解説

会社概要

会社名 株式会社IndieSquare
(IndieSquare Inc.)
設立 2015年08月
住所 東京都渋谷区渋谷2丁目2-17
代表者名 星野 裕太
メールアドレス info@indiesquare.me

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